キンリョウヘン(金稜辺)の日本みつばち捕獲力

実家の庭先に売るほどあるキンリョウヘン。かなり減らしたそうですがそれでも大量に残っています。父親曰く「時々譲ってほしいとい言われるけどなぁ…」といっても花が咲くかどうかは時の運ですし、みつばちが来ないことだってあるので気長に楽しむスタイルならいざしらず「これで日本みつばち100%捕獲できますか?」という問い合わせも少なくないようです。

はちみつ収穫は年に1度というのが自然のスタイルなので分蜂できないとがっかりというのもわかりますが、週末養蜂家でも5-10年ぐらいは辛抱してコツを掴む必要がありそうです。

私も今年で2年目。奇跡的に今年もはちみつが取れそうなので来年は私の手によるオリジナルの捕獲に挑戦しようと企んでいます。しかも父親が捕獲に失敗した場所で挑んでみようと画策中。

そんな折、突如父親が「養蜂を始めた頃の写真が出てきたで」というのでグーグルのフォトスキャンでデータ回収。恐ろしいことに野山とは無縁の街中の自宅の2階のベランダでも捕獲している写真にびっくり!親父、何者!

デジカメを未設定で撮っているので日付は平成30年ですが、カメラの型番と画質から想像するに2002-2003年頃の写真だと思います。

自宅のベランダで集めるって…

デジカメ操作が苦手な世代なので撮影には苦労したと思いますが、下手なりにみつばちの姿を捉えてるので、飛び回っている雰囲気は伝わってきます。

最初は見様見真似で巣箱も自作して楽しんだらしく、物凄い数の巣箱がありましたが高齢によりメンテも出来ず、放置していると巣箱も自然崩壊します。昨年は10箱ほど焼却処分しました。

私が子どもの頃に過ごした部屋の前で養蜂とは…

完全に養蜂家だし…

恐れ入りました。

所変わって父親が童心に戻って遊んでいるフィールドで養蜂にハマったという初期の写真も発掘。

キンリョウヘンに集まる日本みつばち

見事に集まってきますね。キンリョウヘンが大好物なんでしょうね。

この人工成分も売られている時代ですが、あくまでも自然にこだわる親父です。売るほどあるので花をネットで覆うこともせずに大盤振る舞いで集客中。

みつばちを「かわいい」という親父

タネも仕掛けもない、何ら特別感のない、その辺に転がってるものを適当に重ねてるだけなんですがみつばちにとっては快適な要素があるんでしょうね。

日本みつばちが分蜂の家探しで「偵察に出入りする姿を眺めているのが楽しくてしょうがない」らしいです。

これも楽しみではありますが…

私にも「こういうことが楽しい」という感性が備わっているようで、珍しく「ちょっとコストかけてみるかな」とか思っています。

売るほどあるものを使わないのはもったいない。

ただ…トライしてみようと思っている場所はかつて父親が失敗した場所です。柑橘系の収穫が流行っていた場所らしいのですが2-3回挑戦してもダメだったらしく、巷で噂の「ミツバチが減ってる理由にネオニコチノイド系農薬が関係してるんじゃないか?」というニュースが的中している場所ではないかと思います。

簡単に言えば長期間にわたってジワジワ効果が持続するやっかいな農薬なんだとか。人間が1g摂取するのとミツバチが1g摂取するのでは効き目も大違いですよね。ブンブンにとっては致死量です。とは言っても私の人生で直接お世話になることは無い商品ばかりではありますがアリとかゴキとかハエとかにも使われているそうでcmではお馴染みのキーワードです。

過去に失敗した場所で再挑戦だと1年を無駄にしかねないのでどの場所で試すか思案中です。

ミツバチを呼ぶ花 ミスモヘットとキンリョウヘン

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