ミツバチを呼ぶ花 ミスモヘットとキンリョウヘン

今日は37度の地域間があるとか。梅雨の合間か終わっているのか知りませんが酷暑です。先日大量にストックしている鉢の引っ越しを手伝いました。ミツバチが好むフェロモンたっぷりな花で有名ならしいです。置いているとミツバチが好んで寄ってくるというランの一種らしいです。キンリョウヘンは有名な花らしいですがミスマフェットは最近の交配種だとか。ミスムフェットとかミスモヘットとか言うみたいですね。詳しくは存じません。しかしせっかくなのでバラバラになった情報をパッチワークしてメモ。

キンリョウヘン(金稜辺・Cymbidium floribundum)

キンリョウヘンの始まりは明治時代と書いてありました。英語発音だとフローリバンダムでいいのかな?詳しくはwikiに。そのwikiの最後に「他のシンビジウムとキンリョウヘンとの交配種でもニホンミツバチの誘引性が認められることがある」と書かれていました。このキンリョウヘンとデボニアナム(Cymbidium devonianum)の交配がミスマフェットなんですね。

・基本寒さに強いけど根が凍るとダメなんですね。当然といえば当然。 ・日当たりも風通しも良い場所で栽培。半日陰が最高。葉焼けするほどの日光はNG。 ・乾燥には強いけど程度な水分補給は必要らしい。 ・この種の交配はどれでも誘引効果があるらしい。 ・色は赤、薄緑、白の3系統あるらしい。 ・原産は中国南部らしい。貴州、湖南、江西、福建辺り?

地球の歩き方的ピンポイントで長沙市の気候を調べたら平均気温は日本にも似た感じなので育てやすいような気がしました。花が咲かないという書込みも多かったのですが、適度なストレスを与えないと甘えて?「花が咲かない」という書き込みも。トマトの糖度を上げるために水分を減らすことが頭をよぎりました。それでもカラカラの状態が何日も続くのはよくないでしょうね。人間でも死んじゃう。

ミスマフェット(Cymbidium Miss Muffet)

英語読みだとミスムヘットだけど、日本語読みでミスマヘットの方が通じるのかな?こっちが下に垂れた感じの花(下垂性)を咲かすみたいですね。株分けしてから桃栗同様最低でも3年の辛抱で花が咲くかも?しれないみたいです。キンリョウヘンも同様らしいですが寒さの注意は必要な品種とのこと。

・基本栽培方法はキンリョウヘンと同じと思ってよし。 ・キンリョウヘンより寒さに弱い。気温10度を下回ったら注意し5度を下回らないこと。 ・赤茶紫mixの渋い大人な色合いの花が多い感じですね。

他にもミツバチを呼ぶデヴォニアヌム系についてはまたの機会に勉強します。北インドからタイ北部までの涼しい高原地帯に自生している品種ということだけメモ。

ネットを見ると「花が咲いても蜂が来ない」とか「分蜂誘引剤が効かない」とか。皆さまミツバチを呼び寄せるのに必死の様相。父親はこの趣味を10年以上楽しんでいる様子でミツバチが来ない年もあれば来る年もあったそうです。スズメバチにやられたことも。どうも自然を理解維持するのが大事みたいですね。人間の都合で「簡単に咲いて直ぐに飛んで来る」というものではないと思います。毎年観察して知恵を絞っている時が一番楽しいようです。

そもそも蘭の葉は湿度を好んでも水をやりすぎると根や茎は根腐れするそうで、結構神経質なお花ということを知りました。父親はこの株分けをしまくって増えまくって売るほどある鉢の多さ。本当に。結構栽培して楽しんでいる方が多いことにちょっとびっくりですね。

5月の初旬ごろに一斉に花が咲き始め「こんなの住宅街でミツバチ飛んできたらどうすんの?」とか思うほどの量を少々自然に返す引っ越しの手伝いをしました。この花があるから1000%ミツバチが寄ってくるかと言えば、そう単純な話でもないようです。個体差があるそうです。趣味で楽しむにはアタリの花を見つける楽しみもありそうですね。当たり前ですが毎年確実に花が咲くとは限りません。成長が悪い年もある。自然だから仕方ないですよね。

交配を繰り返してきた種類らしく、ミツバチだけが喜ぶ成分があるんでしょうね。私は全く知識ゼロですがが写真のように赤っぽいのもあれば白っぽいのもあり、下に垂れ下がるのもあれば天に向かうものも。父親は「5月に入る頃に花が咲くよ」と言っていましたがその通りに咲きました。その頃からミツバチさんに仕事も忙しくなるとのこと。

幾つかの巣箱を覗いてみましたがブンブン丸が忙しそうに花粉を運んでいました。

最近は人工的にミツバチが好む液体も売られているようですし授粉もIT管理しているとか。先日釣りをするときのオキアミの成分をみたら「保存料・増粘多糖類・アミノ酸配合」と書いてありました。どこかで誰かが食物連鎖ですから過度な人工手助け循環は嫌いですが、ミツバチが寄ってくると楽しいですし嵌る理由もわかるような気がします。

そのうちブンブン丸の様子を撮ってみたいと思います。

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