2021年のキンリョウヘンとミスマフェットアルバ

ずいぶんと更新をサボっております。

今年はものすごく忙しい日々を送っておりまして、遊びに出かける時間が一切ない生活なんですが花だけは(時期が来れば勝手に咲いて)季節ごとに楽しませてくれるありがたい存在です。今年の椿も満開を楽しみました。

さて、本日は久しぶりにキンリョウヘンとミスマフェットのメモです。

というか、今年は花芽が付くタイミングが異常に遅れました。

普段なら2月末から3月初旬には勝負がついているはずなのに4月に入っても音沙汰なし。「もしかして今年は全滅かな」と思っていたら4月3日頃から突如猛烈な勢いで花芽が伸び始め、あれよあれよと言う間に開花。こういうパターンは初めてです。

花芽が付くのは遅いし、花が咲くのは早いし、どーなってるの。

2020年も2021年もコロナ禍で自然界にとっては恵の時間が流れました。

どの国も空気が澄んで気持ちよかった。

そんな影響があるのかないのか分かりませんが、我が家のキンリョウヘンとミスマフェットは長きにわたって心地よく冬眠していたかと思えば突如目覚めて本領発揮です。

本日のタイトル写真は株分けした桑の実とミスマフェットアルバです。

本日の主役はこのアルバ。

花芽を付けたのは全部で6鉢。というのも昨年の初夏に入念に手入れして整理したので、おそらく花にとっては大きなストレスで「来年の花芽は難しいかなー」と感じていました。全部で50鉢ぐらいあったものを30鉢程度に減らしました。そのうちの6鉢が開花です。

そのうち4鉢はオリジナルのキンリョウヘン。残る2鉢がミスマフェットでした。しかし今年咲いたミスマフェットの日本みつばち様集客力が凄かった。間違いなくハチミツをゲットできる自信が湧くほど次から次へと偵察飛行。残念ながら今年も養蜂はしませんが、偵察の様子をチラリとご紹介。

ちなみにキンリョウヘンの花は垂れ下がる傾向ですがミスマフェットの花は上昇傾向です。

3/25日ごろでこんな感じ

ご覧の通り「ん花芽きたか」というレベル。

花が咲くようなレベルの蕾はほど遠い状態

これを書いている今日は4/18ですが上の写真は約半月前ということになります。

余談ですがタイトル写真に写り込む桑の方がよっぽと勢いがあります。株分け1年後で立派なマルベリーの実をつけています。

約10日ほどで一気に成長

それが気がつけば急成長。

確かに適度な雨、湿度、温度で成長には快適だったのかもしれません。

ご馳走を見つける日本みつばち

例年であればこのキンリョウヘンをめがけて日本みつばちが飛んでくるのですが、今年はちょっと様子が違います。それがミスマフェットアルバ。

横文字だとこんな綴りです

「Alba(アルバ)=白い」という意味ですが、この個体は黄緑色。青朽葉な感じ。

花はこんな感じ

おそらく20匹程度がミスマフェットアルバに陶酔。

ご馳走の香りに誘われて入店中。満員御礼

快晴で微風。コンディションも最高の日に現れます。

仲間に伝言

みつばちにとっても心待ちにしていた心地よい季節です。

花の香りに悶絶中

四方八方からのミスマフェットアルバのアロマで身動きできなくなり悶絶中。

うっとりしながらアルバ香を堪能中

暫しアロマに陶酔しては飛び立って行くのですが、途中にキンリョウヘントラップが仕掛けてあるので仲間への伝言は遅れ気味。

まんまとトラップにはまってくれる日本みつばち

もう完全にラリっているので手のひらに乗せてじっくり観察させてくれるほど日本みつばちの心を大らかにしてくれるのがミスマフェットアルバです。

手乗り日本みつばち

この個体は頑張って株分けしたほうが良さそうですね。この個体の誘引力は大物の予感です。まさしくハニートラップ。

ここだけの話、もう全鉢処分して野遊びしてる山に返してもいいのですが、こういうシーンを見ると欲をかいて「もーちょっと育ててみるか」ということになります。

山遊びどころかあらゆる遊びが遠ざかっている日々ですが、春の心地よい日差しの中ですからカメラで撮っているこちらも日差しが心地よく、久しぶりにリフレッシュしました。

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コメント

  1. 藤井 哲 より:

    こんにちは
    昨年から日本蜜蜂を飼い始めた初心者です。
    ミスマフェット アルバの花は綺麗ですね! 今後もし株分けされる場合には有料でお分け頂ければ幸いです。

    • en1 timers より:

      藤井様 最近は記事も亀更新のなかコメントありがとうございます。株分けの折は記事にしたいと思います。ご縁がございましたらよろしくお願いします。