過去2回エントリーしております桑の木ネタですが地植えや鉢を変えると成長スピードが止まらなくなりそうでそのままの状態で育てております。山に放置すればよいのですが、最近山遊びもままならない状況が続いているので手入れしに行く時間をとることが難しく玄関先に置いておくのが精一杯なんですが、世にも不思議な個体で見た目も枝垂れフォルムを維持したまま2018-19年は年に2回実をつけてくれたので「ちょっと無理かもしけんけどやってみっか」ということで挿し木に挑戦しました。
タイトル写真は初夏の様子です。
ご覧の通り挿し木失敗の残骸が残っております。
7本挑戦して成功が1本。なかなか難しいものですね。
現在の様子がコチラ。
写真写りが若干おかしく感じる角度で見えますがスマホで普通に撮っただけです。やはりDNAだけあって枝葉は横へ向かうようです。
沢山あっても管理できないのでこれ以上増やさない予定ですが、これをしたのが気温が「最高29/最低23度」の6月10日でした。どこでも書かれておりますが念のため桑の木の挿木について書いておくと…
- 葉が多い元気な枝先を選択
- 枝先に付く葉を眺め「枝の長さ15cm+葉っぱ」状態を準備
- その葉っぱを半分にカット
- 鉢へ少し斜めに挿し木
- しっかりと水を与え土の保湿維持にラップで覆う
- 温度変化が少ない場所で放置(玄関の下駄箱隅で放置)
- 活着したらニヤニヤしながらラップをめくり外気に触れさせ
- 成長し始めたら酒でも飲みながら眺めて楽しむ
そうやって本体の犠牲を伴いながら7機のうち6機は帰らぬ個体となりましたが1機がめでたく成長しております。今はちょうど葉が枯れ落ちる時期なんですが、おそらく11月に入ると実をつけ始めるのではないかとニヤニヤしております。
犠牲を伴った本体はというとご覧の通り。
たぶん地植えにしたとたんに勢いよく根を張ることが想像できるのですが、もうしばらくこの状態で我慢してもらいます。日々ささやかな変化を楽しんでおります。