そろそろ梅雨の時期です。梅雨といえばアジサイのイメージが強いのですが、本日は風変わりなアジサイのメモです。それが上の写真。何が風変わりかというと、このアジサイは全て同じ幹から伸びた枝に咲いています。
ピンクと青紫の花(厳密には(萼)ガク)は別々の幹ではなく同じ幹です。
ちょっとアップにしますと…
どちらも綺麗ですが同じ幹です。ウソみたいですがホントです。
3、4枚目の写真は日差しのキツさで若干花の勢いが衰えてますが、明日以降の梅雨本番の雨で再生すると思います。
じつはこの個体は言ってみれば突然変異でして、ここでも何度かメモった「しだれシャムグワ」を育てておられた方からゆずってもらいました。初めから複数の花色を楽しめることを知って譲ってもらったので、これだけでも十分楽しめているのですが、今年はちょっとした事件が起こりました。クワ(桑)のネタもいくつかエントリーを残していますので暇な方は覗いてってください。
さて、事件というのは下の写真。
去年1株だけ鉢植えとして挿し木した個体ですが現れた花がコレ。
なんとなくピンクと青を足すと紫のイメージなのに、どーやったらこんな色の花が咲くのか謎です。完全に品種が違うような気がしておりますが、確かに先のアジサイから株分けしたので間違いないのですが、去年咲かなかっただけか?
最初は単なる緑色の蕾(というか萼(ガク))でしたので「なんか薄緑っぽいアジサイでも見れるのかなぁ」なんて思っていたら、あれよあれよという間に真っ赤になってしまいました。
生まれて初めてアジサイを育てたので「アジサイってこんなにコロコロいろんな色の花が咲くもんなのか?」とか思ってネット検索すると、わりと同じ幹に別々の色の花は咲くらしいですが、ここまで色が違うのは別の意味でアタリ株を分けていただけたのかもしれません。
ホントに別品種のように見えるのですが、まじまじと近くで見ると花(萼)の形はよく似ていました。違うのは色だけです。
実は冒頭の淡い色味のアジサイは年に3回花を楽しませてくれるのですが、今年突如現れた赤い個体が今後どういう展開になるか、忘れた頃にメモしたいと思います。