柚子(ゆず)-日本を代表する柑橘

去年はイカ釣りをしたいと思っていたのに気づけば2018年です。すっかり寒くなりすぎて出かけるのが面倒になるという最悪のパターンです。ちょっと失敗したなーと反省しつつ月日は流れ後の祭り。

昨年の11月後半か12月だったか…久しぶりに山遊びへ。

親父の秘密基地が荒れ放題なのに高齢ゆえ独り遊びも危険でSOSサインを受けたので久しぶりに顔を見せに戻り何を頼まれるのかと思いきや鉄パイプで組み立てた場所に屋根を作ってくれという内容。「年甲斐もなくエライこと考えてんなー」と思いつつ簡易とは言え屋根を付け、その周囲に転がっている古いみつばちの巣箱を焼き尽くしました。たぶん軽トラ山積みぐらいのゴミを燃やしたと思います。お陰で畑はスッキリしました。あまりにも天気が良すぎたり風がキツイと野焼き状態になっても困るので用心しながら6時間ほどかけて灰にしました。

その後余った時間で柿の木の剪定やら収穫やら。

改めてマジマジと眺めるとゴッツい銀杏の木。こんなの植えてたんだ・・・というかデカっ!


銀杏の木


時間があれば銀杏を拾いたかったのですが、あまりにも時間が無さすぎて断念。しっかし、よくもまぁこんな大木になるまで育てたものだと感心しました。とても登って遊べるような高さでもなく。おそるべし親父。

更に奥を見ると柚子の木。「桃栗三年、柿八年、柚子の大馬鹿十八年」の柚子です。「柚子の木に裸で登る」の柚子。馬鹿息子ながら親父恐るべしと感じました。

柚子はだいたい10年ほどで実をつけるらしいですが親父曰く「7年ぐらいで収穫できるようになったで」とのこと。枝はものすごい棘だらけで果肉には種も多かったので本柚子だと思います。本当に凄い棘で腕は傷だらけ。あの棘、5cmぐらいありますよね。

腕は傷だらけ

辛抱して収穫すること30分。テレビショッピングでお馴染みの高枝切り鋏なども使って採りに取ったり。たぶん100個ぐらいは収穫できたかな。傷と引き換えに大量収穫。

自家栽培天然無農薬の柚子

これに慣れるとポン酢醤油が偽物に感じるほど良い味です。鼻を近づけると柚子の香りがほんのりと。なんとも長閑かな時間となりました。その後赤とんぼを見かけたり蛇の子を追いかけ回したり。いい歳こいたオッサンが大はしゃぎで野山を駆け回って遊んでおりました。実りの秋とはよく言ったもので収穫できると畑仕事も楽しいものですね。

私の口に入ったのは2個ですが…

放っておいても育つとは言え、それなりに手を加え時間をかけないと育ちませんから辛抱が必要なわけで、デジタル社会は2-3年ひと昔とか言っている時代に「時間をかけて育てることの大切さは自然に触れんと理解できんことだな」とか思ったのでした。

今年も亀更新で記録したいと思います。

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