しだれシャムグワ(の実) vs アリ

都会で自生を探すのは難しい桑のお話し。

都内でも桑の木はありますが、殆どが昔の名残か景観用なので実を食べるとなると排気ガスの粉塵や農薬が頭をよぎり、つまみ食いするには躊躇するアレです。

というか、中年の私でも縁遠い木なので都会で若い方だと無縁ですかね。オジサンぐらいの年齢になりますと「あゝ野麦峠」とか思い出します。そんなこと言っても知らないか。

簡単に言うと野イチゴみたいな実がなる木です。首都圏だと野イチゴも知らずに育つ方が殆どでしょうかね?今でも覚えているのですが小学2年生の時、自宅から小学校間の通学路で自生した野イチゴをパクパクしながら通っていました。今思うと特に注意もせず、されず、その辺に自生してたのを食べ歩いてたという恐ろしいガキでした。

今だとニュースで皇后さまが養蚕(ようさん)をされることで知るぐらいですよね。御給桑とか言いましたかね。それも時代にそぐわない感のあるニュースですが近代皇室の伝統継承なんでしょうね。

簡単におさらいすると、

桑は蚕(かいこ)の餌です。

蚕から絹糸(シルク)を取ることができます。

その映画が「あゝ野麦峠」です。大竹しのぶさんのアレ。

蚕を成虫にするとモスラになります。

ちなみに蚕蛾(かいこが)は人間が作った昆虫で儚い生涯です。ご興味ある方はググってお楽しみください。

以上。

6月ごろに桑の苗を入手しました。その名も「しだれシャムグワ」。これをなんとか大きく育てたいと画策しております。ざっくり申しますと「この木何の木、気になる木」みたいなフォルムで少し変わった形。上に伸びるというよりは傘のような形で横へ伸びるちょっと変わった桑です。

その桑の木に実が付きました。ありがたや。

お手本のような色づき方の見本。

しかし気がつけばアリがたかっておりました。天敵めっ!

自然界で美味しいものはすぐにアリにバレます。人間の口に入る前にアリに全てを持っていかれるのは癪(しゃく)にさわるので、砂利石の上にプラスチックのビールケースを置き、その上に桑の鉢を乗せて少しでも口に入る量を多く確保する作戦。

多少効き目があったようです。

ネットでは手っ取り早く「アリの巣コロリ」みたいなことが書かれておりますが、そこまでしなくてもちょっとした工夫で解決できるなら毒は撒きたくない派です。

下の実はそろそろ食べごろの色!

小さいけど写真にもアリが写ってるでしょ?黒っぽいヤツです。本当に美味しいものは確実に嗅ぎつけてやって来る不思議な生き物です。

まだ横幅1m×縦40cmぐらいなので、これが大きくなってもその姿が大木になる前に私の方が死んじゃいますけどね、上手くいけば面白いフォルムの木になりますよね。2-3年後を想像するだけで楽しみです。

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