待ちに待った幻のツバキ「玉之浦」開花

綺麗な花を見たいと願い続けて丸2年。苗木を買ってから辛抱してやっとつぼみがついた玉之浦。今年は見れそうな気がしていましたが、大輪の花を見るまでは満足できません。 玉之浦は長崎の五島列島を母木とする幻のツバキ。

五島市 : 玉之浦椿アーカイブ

今となってはどこの誰が持っているどの系統の孫ツバキが美しいのかもわかりませんが…是非とも目の前で美しい白い外輪アウトラインの花を眺めたいと思い続け…長かった。

どうしてこの花に興味を持ったかというと、海外旅行で南の暖かい国に行くとハイビスカスとかプルメリアを見ます。その土地の気候や風土に似合う花で美しいのに、日本に戻ると日本的な花はあるけれど華やかさを感じる花が少ないことが気になって調べ倒して「おっ、この花すごい華やか!」と思ったのが玉之浦です。後から知ったことですがツバキの品種も多く、自分の知識が無いだけの話しです。

五島市の椿情報HPにも載っている「玉の糸」も華やかですが、フォルムがちょっと洋花っぽく感じたので玉之浦に挑戦しました。店先で「玉の××」という孫ツバキを見つけると買いたくなるのを我慢した甲斐がありました。

ただツボミの状態は綺麗な花を感じさせる雰囲気が一切無く、街中で見かけるツバキと一緒の雰囲気で心配しました。ツボミによってば黒っぽい斑点が多かったりと…。

期待の蕾!

原因は日当たりの悪さでしょうね。幹や葉は健康そうに見えますが黒っぽい斑点があるということは…たぶんね。しかも今年の蕾はことごとく葉っぱに隠れる位置から花芽が出ているのでいかにも寒そうに見えました。

しかし確かに花びらの外輪はうっすらとではありますが白さが見られるのでDNAが発揮されるのはあと2-3年辛抱が必要かもしれません。ツバキは常緑樹ですから花はなくとも年中緑で癒していただける有り難い木です。

本当は色々と育ててみたい花がありますが、狭い場所故にむやみに手を出すことも出来ず残念です。

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